あみがわかりやすく解説する斎場指南所Diary

2018年05月12日

葬儀のような形式で執り行う人形供養

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不要になった人形はそのまま廃棄をすることに抵抗があります。人の形をしているものなので、魂が入っていると昔から言われています。安易に廃棄をすることができないものなので、人形供養に出すとよいでしょう。葬儀会社が主催をしていることが多く、一般の葬儀と同じような形式で執り行うような形もあります。

祭壇を組み、そこに供養する人形を並べて読経をしてもらい、お炊き上げをするという形式です。定期的に行っているところもあるので、もしも不要になって処分をしたいと考えているものがあれば、供養に出してみるとよいでしょう。

個人で対応をしてくれるところもあるかもしれませんが、料金が高額になってしまうこともあります。定期的に行っているところに出すことは、同じく供養をするべき人形が集まるということもあるので、安心感も得ることができます。

定期的に行っている時ではなく、寺院に出すという方法もありますが、受け付けていない寺院もあるので、事前に確認をしたほうがよいでしょう。手元に長年置いておいた人形ほど情が移るので、しっかりとした供養を行わなければいけません。節句のために購入をした人形も安易に廃棄をすることもなく、供養をしてもらったほうがよいでしょう。