葬儀社の家族葬のパッケージには身内だけの少人数でおこなうものから、30人から40人規模のものまでさまざまなものがあるのが現状です。参列者をどこまでで区切るのか難しいこともあり、いろいろなパターンがあります。しかし、参列者の人数が少なければ、式場や祭壇が小さくて済み、飲食代など費用を抑えることができます。無宗教で葬儀を行えば、お布施など寺院への費用も掛からないので安いです。一方で、故人とお別れをしたいと考える人の想いをくみ取れなかったり、葬儀後に訃報を知った弔問客が個別に自宅に訪ねてくることも考えられます。
古くからのしきたりを重視する地方では抵抗を感じる人が多いのも事実です。いずれにしても、何よりも大事なのは故人の生前の気持ちと家族の気持ちです。生前に話し合っておくのが一番無難ですし、全員が納得できる葬送法が見つけられます。