近年日本では、葬儀を家族葬や直葬といった小規模なスタイルにする人が多くなってきています。家族を始めとした本当に故人と身近だった人のみで葬儀を執り行うことで、ゆっくりと別れの時間を惜しむことができ精神的な負担も大幅に軽減されることは確かです。しかし、葬儀に参列したかったという人が多い場合には、後々トラブルに発展することになりかねません。その際に執り行われることが多いのが、お別れの会です。葬儀を行ったあと一ヶ月以内に行われるケースが大半ですが、葬儀よりも期間に余裕があるので参列者をもてなすための準備をゆっくりとすることができるというメリットもあります。お別れの会は、葬儀とは異なり形式にとらわれることがないのでセレモニー形式やパーティー形式など少なスタイルを選びやすく、会場もホテルや斎場などシーンに合わせて選ぶことが可能となっています。費用の面では、会費制にするケースが多く、会費制の場合には香典は受けとならないようにしておくと香典返しなどで悩む必要もありません。
葬儀の場合には、参列者も気を使うことが多くなりますがお別れの会の場合には、気軽に参加することができる雰囲気となっているためより多くの人が故人との別れをする機会が設けられるというのも良い点といえます。しかし、気軽だからといってマナーがないというわけではありません。主催者側も参列者もマナーには注意しておくようにしましょう。良かれと考え開かれた会が原因となり、参加者と主催者となる遺族との関係性にヒビが入ってしまうということになれば、後悔しても仕切れないのではないでしょうか。よく考えどのような内容が良いのか話し合って決めるようにしておきましょう。
(参考情報)
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